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カラフル


『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』(01)、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』(02)、『河童のクゥと夏休み』(07)。
日本を代表するアニメーション監督として、不動の地位を築いた原恵一。
アニメーション業界のみならず、映画界からもその動向に注目が集まる原恵一の最新作『カラフル』が、ついにこの夏公開されます。
原作は、『風に舞いあがるビニールシート』で「第135回直木賞」を受賞した森絵都の同名小説。生きていくことをポジティブに伝えていくこの物語は、 主人公と同世代の中高生はもちろん、「かつて中学生だった」大人たちをも爽やかな感動の渦に巻き込みました。
そしてこの感動作は、原恵一の情緒溢れる演出によって最高の映像作品に生まれ変わります! 是非、ご期待下さい。

天上界と下界の狭間で、死んだ<ぼく>の魂が漂っている。
そこに「プラプラ」という天使(?)が現れ、<ぼく>に話しかける。
「あなたは大きな過ちを犯して死んだ罪な魂ですが、もう一度下界に戻って再挑戦するチャンスが与えられました。
そして、自分の犯した罪を思い出さなければいけません」と。
こうして、<ぼく>の魂は、自殺をして息を引き取ったばかりの「小林真」という名の中学3年生の体に入りこみ、 「小林真」として生きることになる。
生き返った「真」を囲んで、幸せそうに見えた家族。
しかし、「真」は父のことを軽蔑していた。
また、母は不倫中で、兄は出来の悪い「真」を馬鹿にして口もきかない。
更には、「真」は、密かに思いを寄せる後輩の「ひろか」が、援助交際をしていることを知って自殺したのだと「プラプラ」から聞かされる。
学校では、内気で友達も無く、成績も最低な「真」。
しかし、そんな「真」っぽく振る舞わない<ぼく>と、まわりの人間の関係は少しずつ変わってゆく。
「真」の家族はもちろん、「真」のことをずっと見ていた「唱子」、「真」にとっては初めての親友となる「早乙女」、そして「ひろか」。
「真」として生きる<ぼく>のまわりで、 様々なことが動き出す。
そして、<ぼく>は『ある事』に気づくのだった…。

(C)2010森絵都/「カラフル」製作委員会
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