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INTERVIEW IINTERVIEW II

INTERVIEW I ~担当プロデューサーにインタビュー~

このページはTVアニメ-ション「炎の蜃気楼」制作スタッフの インタビューをお届けします。
‘01/10/20にFM山口「ウキウキ放送局v」で放送されました、「炎の蜃気楼」TVアニメの制作関連情報を対談形式として、抜粋してお届けいたします。

Q:どうして「ミラージュ」をアニメ化しようと思ったのですか?

「ミラージュ」はわたしも8年間仕事で関わらせていただいていて、原作の方もちょうど去年で10周年を迎えたということもあり、この機会にぜひアクションをしてしゃべる高耶と直江を見たいと思い、アニメ化することにしました。

Q:「ミラージュ」を全巻読んでいます?

読んでいます。 今回、STAFFの方々にも、原作をひと通 り読んでいただいてます。

Q:来年1月から始まるTVアニメ「炎の蜃気楼」、アニメは全何話ですか?

全13話の予定です。

Q:「キャラクターデザインは誰になりますか?」

竹田逸子さんという女性の方に今回お願いしています。

Q:「現在決まっている声優さんは?」

今のところ決まっているのは高耶役の関俊彦さん、直江役の速水奨さん、譲役の 松野太紀さんと、千秋役の松本保典さんの4名です。特に高耶と直江に関しては、「ミラージュ」という世界観はなりたたないだろうと…。

Q:他の声優さんはどうなんでしょうか?

前半は武田の方々、後半は北条の方々と言うような感じで、相手方も変わりキャラクターも 増えてきますので、こちらは決まり次第発表というかたちにさせて下さい。

Q:「ミラージュ」のビデオやDVDの発売予定などはありますか?

はい、今後、是非かたちにしたいと思っていますので、こちらの方も正式に決まりましたら、HPなどでお知らせしたいと思います。

Q:オープニング曲やエンディング曲はどうなるのでしょうか?

オープニングに関しましては、イメージアルバムの1枚目でおなじみの「Blaze」と言う曲を、アレンジを変えて新録音をする予定になっています。ちょっと今っぽいアレンジにしたり…。 エンディングに関しては、今回、イメージアルバムでもおなじみの亀山耕一郎さんが「ミラージュ」の音楽プロデュースということで、新曲のインストゥルメンタルを新録音します。

Q:次に、本編と同じように、シリアスな展開になるのでしょうか?

そうですね、ちょっとお笑いは入れられないですね、さすがに。 紗織ちゃんの登場シーンとかは、コミカルなところもあったりはしますけれども。話数が進むに連れて展開もシビアになっていきますし、高耶と直江の関係もディープな世界に向かっていきますので。 あと、吹っ飛んだり、転がる直江はあまり見たくないなーと、ちょっと思ってるんですが(笑)

Q:なるほど。でも相手の威力が強ければ強いほど壮大に吹っ飛んで転んでもらわないと。

アクションとしてはいいんですが、よろけたりとか、へばったりとかあまり格好良くないリアクションはNGかなと...。スタイリッシュな直江でいて欲しいので。

Q:仕草一つにもこだわりがあるんですね。

例えば、たばこの吸い方一つでも…

Q:次の質問です。「TV版のオリジナルシーンやストーリーはありますか?」

基本的には原作版のストーリーにほぼ沿った形になるんですけれども、話数の部分もありますし、足して引いていい形にまとめているという感じになっています。

Q:主役2人を含めて登場人物のキャラクテーデザインの出来上がりというのはいかがですか?

(原作の)挿し絵の髪型や体型等のお約束事を守った上でアニメ独自のデザインをお願いしています。

Q:制作現場の話ですが、現在、どこの部分まで脚本が上がって、どこの部分まで絵を描く作業は進んでいますか。

脚本に関しては、現在、13話まですべて終了しています。 今それを元に、絵コンテ作業に現場では入っていただいています。後はキャラクターなんですが、メイン2人はほぼ上がっていて、サブ・キャラクターのほうの設定に入って頂いてます。

Q:では、絵があがってアフレコに入る状況には、まだなっていないのですね。

そうですね、多分11月の末から12月に音の作業に入っていくかと思います。

Q:サントラの発売予定はあるのですか?

サウンドトラックに関しては、2月6日発売ということになっています。

Q:かなり早いですよね。

はい。ON AIR中に発売致します。ぜひ音楽を聴いていただいて、これだと思ったら、買っていただけると嬉しいです。

Q:イメージアルバムとは全然違う世界になりますよね、きっと。

イメージアルバムは各単行本のお話にリンクしているのですけれど、今回は全体的にキャラクターであったり、その話の流れ、シーンにリンクした形になりますので。

Q:原作では、話が進むと男のドラマになっちゃいますが。

そうですね。氏照兄だったり、小太郎だったり…すごく素敵な男性がいっぱい出てくるので。是非かっこよくやっていただきたいなと。

Q:じゃあ、続編なんていうのも始まると、もしかしたら現実味を帯びた話が出てくるかもしれないと?

そうですね。またそちらが決まりましたら、HPなどで発表したいと思います。 「炎の蜃気楼」TVシリーズは、1月7日、20時スタートです。ぜひ、みなさんご覧になって下さい。よろしく お願いいたします。