Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 後編 Paladin; Agateram

劇場上映 (2021)
そして、この度の終わりを知る
2004年にTYPE-MOONが発売したPCゲーム「Fate/stay night」を発端に、
壮大なスケールの世界観と重厚な物語が呼ぶ感動がファンを増やし続けてきた「Fate」シリーズ。
そこから2015年に生まれたゲーム「Fate/Grand Order」も、今や全世界で5900万ダウンロードを突破。
現在進行形でさらなる世界の広がりを見せている。

そんなゲームの中で、全体構成を担当する奈須きのこが自らシナリオを担当し、
プレイユーザーの中でも人気のエピソード・第六特異点が「Fate/Grand Order」初の劇場アニメーション化。
2020年12月に公開された『前編 Wandering; Agateram』では、
かつて仕えた王を討つべく彷徨う遍歴の騎士・ベディヴィエールが、ともに戦う仲間たちと出会い、
運命に翻弄されながらも進み続ける姿を、主人公の心情に寄り添い丁寧に描き出した。

そしていよいよクライマックスを迎える『後編 Paladin; Agateram』では気鋭の演出家・荒井和人が監督を務め、
キャラクターデザインは前編に続き細居美恵子、黄瀬和哉、温泉中也らが名を連ねる。
アニメーション制作は「攻殻機動隊」シリーズや「PSYCHO-PASSサイコパス」などを手掛けるProduction I.Gが担当。
物語の結末を壮大なアクションと世界観、繊細なキャラクター表現により、美しく、悲壮に描く。

ひとりの騎士が辿り着く、旅の終わりとは――
©TYPE-MOON / FGO6 ANIME PROJECT
INTRODUCTION

イントロダクション

「私は今度こそ、この手で、我が王を殺すのだ――」

遍歴の騎士・ベディヴィエールとカルデア一行が足を踏み入れた特異点――
西暦1273年のエルサレム。
そこは民たちが住処を追われ、三つの勢力が対峙する不毛の地であった。

白亜の城を築き、民を殺戮する獅子王と「円卓の騎士」を討つべく、
ベディヴィエールらは「山の民」と協力し立ち向かう。
大切な仲間をも喪う死闘を終えた彼らは、
強大な力を持つ「太陽王・オジマンディアス」に同盟を持ち掛ける。
しかしオジマンディアスは獅子王の計画を明かし、
自らの民を守るためにその提案を一蹴する。

獅子王の真意を知り慄くベディヴィエールたちだったが、仲間たちとともに、その目的を阻止すべく、
聖都・キャメロットへの進撃を決意するのだった。

そしてついに、聖都決戦の日を迎える。

冷酷非道に成り果てた獅子王の真の狙いとは。
滅びの約束された世界で、人類を救済する方法とは。
赦されぬ罪を背負い続けたベディヴィエールの迎える結末とは。

――最も哀しく、美しいFate、ここに完結。
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