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 フルデジタルアニメーションの先駆として2000年に劇場公開された『BLOOD THE LAST VAMPIRE』。日本刀を操る謎めいたセーラー服の少女のビジュアル、ハイクオリティなデジタル映像は、アニメーションの新たなる地平を拓いた。国内は勿論、ジェームズ・キャメロン(『タイタニック』監督) をはじめとするハリウッドのクリエイターからも賞賛を浴び、『キル・ビル』のイメージ作りの際に、監督であるクエンティン・タランティーノが『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の主人公・小夜からインスピレーションを受けたとも言われる。

 しかしこれは始まりに過ぎなかった。2005年。『BLOOD』は、新たな設定の下にテレビアニメーション『BLOOD+』(ブラッド・プラス)として、10月8日より放送が開始される。
今回のテレビシリーズにあたっては、藤咲淳一監督をはじめとするテレビ版スタッフの下、
「少女が刀を使って翼手を斬る」というコンセプトはそのままに、キャラクター、ストーリーなどを一新。1966年の横田基地という限定された場所でのドラマだった劇場版に対し、テレビシリーズは”戦争”を作品テーマに、過酷な運命を背負った主人公・音無小夜とそれを囲む登場人物たちが歴史の闇に潜む異形の生物<翼手>を追って、沖縄を舞台のはじまりに世界を駆け巡るハイパーアクション・バトルロードムービーとして、劇場版をしのぐスケールで展開される。

この秋、テレビアニメの歴史を塗り替える最強のエンタテインメント作品が
ついにそのベールを脱ぐ!!

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