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スーパースペシャルFREE TALK           #032 ◇ [2000.9.7 up}
 編集後記~恐怖の罰ゲームin戦慄迷宮~
 こんにちは。すっかり秋めいてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?さて、今週はスペシャルゲストを招いてお届けします。ゲストは、復活!何処へ行ってたマライヤ・ヒラツカ(以下ヒラ)と、キョロちゃんカレンダーも好評!MD事業部の板ちゃんと、我が社のきれいどころ&頼れる姉御Yカズ姉さん(今回の幹事…ということは罰ゲームを決めたのもこの人!?)そして、オガリエ(腰抜け)を含めた4人での座談会です。
テーマは「恐怖の罰ゲームin戦慄迷宮」ということですが、さっぱり意味が分からないというあなたの為にちょっと説明しましょう。
 8月某日、、、、、、、、
SPE・ビジュアルワークスのギャル(!?)12人が集まり、夏の終わりの河口湖を訪れました。夜はバーベQ(またかいっ!!)とUNO大会で盛り上がり、11位と12位の人は罰ゲームというわかりやすい企画だったのですが、11位がフーミンで、12位がオガリエというキョロチームは情けない結果でした…そして、罰ゲームは翌日、富士急ハイランドにて行われたのでした。みなさんは、富士急ハイランドの※「戦慄迷宮」というアトラクションはご存じですか?もし、知らないという方はぜひ一度言ってみて下さい。というわけで、オガリエの罰ゲームは心ない仲間たちによって開始されたのでした。(今回、何故座談会かというとオガリエが自分の都合言いように脚色しないようにというご意見があったためです。)

※「戦慄迷宮」とは富士急ハイランドで「FUJIYAMA」と1,2位を争う人気アトラクションです。整理券をもらうまでに2時間待ちという…病院が舞台のお化け屋敷なのですが、ただでさえ怖いのに、建物全体が迷路のようになっていて、順路を間違えると迷ってしまうという、何とも最悪なアトラクションです。



オガ: 「今日は、戦慄迷宮について思う存分語っていただきたいと思います」
板: 「(ぼそっと)オガリエの腰抜け日記…私、あんまり見てないんだよね」
オガ: 「何を?」
板: 「腰抜けシーン…」
Yカズ: 「私はちゃんと2回目撃しました」
ヒラ: 「両脇にいたからねぇ…手だけがしがみついている状態で…」
板: 「だんだんだんだん力が入って、(オガリエに)引っ張られて…」
ヒラ: 「そして息絶えて行った、という感じ?」
板: 「消えて行った…」
Yカズ: 「一回目は冗談かと思っていたんだけど、どうしちゃったんだろう」

おいおい…いきなりその話かい!!そう、オガリエは恐怖のあまり腰を抜かしてしまったのでした。それがもう、会社中に広まり、孫の代まで語られることになるのでした。

オガ: 「私の中では、リネン室(布団がたくさん積んであるところです)を出た辺りで記憶がないんだけど…」
Yカズ: 「リネン室を出る前に一回、腰を抜かして、また戻ってすぐ本格的な腰抜け状態になったんだよね」
オガ: 「あそでもう、限界だったね」
Yカズ: 「で、その後ごめんなさいとか許してとか、わけわかんないことを口走ってたよね。この人、取りつかれちゃったのかと思った」
オガ: 「50回くらい、“出ていいですか?”って誰ともなく聞いたんだけど、誰も返事をしてくれない…」
板: 「みんな余裕、なかったよね」
オガ: 「入った瞬間に、ホントゴメン。罰ゲームはわかったから、何でも言うこと聞くから、これ(戦慄迷宮)だけは勘弁して下さいという状態」
板: 「でも最初、怒ってたよね」
ヒラ: 「怒ってた。早くしろよ!!って逆ギレ?」
板: 「脅かすなよーとか」
ヒラ: 「早く、始めろー!ふざけんなー!!とか言ってたしね」
オガ: 「あれはねぇ、待たせ過ぎだね。いろいろ妄想しちゃうじゃん」
ヒラ: 「でも、初めの方は変な汗かいてなかったよね」
オガ: 「あー、でも怖いから板ちゃんの手を握ってたら、手に汗かいてて“うわっすごい汗かいてる~”とか言って嫌がられた…」
板: 「えー、そんなことしてないよー」
ヒラ&Yカズ: 「ひどーい、板ちゃん」
Yカズ: 「嫌がってんのに、一番後ろにいたよね」
板: 「でも、並んでる時は真ん中だったよね~」
ヒラ: 「そうそうそうそそそそ。いつの間にか、後ろなんだよ」
オガ: 「一番後ろにいたはずの人がいつの間にか、一番前に行ってて、“おいおい君たち後ろじゃないの?”って真剣に文句言ってたね」
ヒラ: 「あれはやられたね」
板: 「そのままスタートしたんだけど…」
オガ: 「で、何がひどいって板ちゃん」
板: 「えー、なんで私がひどいの!?(涙目)」
オガ: 「なんか、せま~い通路があって…」
板: 「私が覚えているのは、いつの間にか一番後ろになっちゃって、後ろはイヤ~と思って走って行ったら、オガリエが一番後ろになってた…」
オガ: 「ひ、ひどい…」
板: 「違うんだよ、決してオガリエをひとりにしようと思ってたわけじゃないんだよ、ホントホント(焦)」
ヒラ: 「かけっこに負けたんだよ」
オガ: あんた邪魔よ!くらいの勢いで押しのけられた様な気が…」
板: 「そ~んなことしてないよ~!!」
オガ: 「襟首つかまれてたかも…」
板: 「そんなことしてないよ。でも、先に行こうとしたらオガリエが“板ちゃんずるいよ~”って言うのを聞いて、はっとして“一番恐がっているオガリエを差し置いて先に行ってはいけない…”と思って、“じゃあ一緒に行こう”って言ったんだよぉ」
オガ: 「いや!!違う!!その前に、“板ちゃんずるいよ~”置いていかないで~“って言ったら”あたしだって怖いもん“といって振り切って行ったんだよ」
板: 「うそ~。それ逆、逆!!」

みんな怪しげな視線をむける。

板: 「(気を取り直して)その後、すごい細い道になって、悪いなぁと思って“じゃあ、一緒に行こう”って言ったんだけど、オガリエは何も言ってくれなかったんだよね…」
オガ: 「もう、いいよ~(泣)…あれ?一緒に行こうって言ってくれたの板ちゃんだったの?ヒラかと思ってたよ…」
板: 「えっ!?ショック~~~~~~!!!!!」

かわいい顔してなかなかやり手の板ちゃんであった。

ヒラ: 「私の後にオガリエが着いて回っていたんだけど、絶対手が絡まってるんだよ。離してくれないんだよ、手を…(そっちの方が怖いって)」
板: 「急にみんな走り出したからびっくりしちゃったよ(と言ってまたまた話をかえようとする)
オガ: 「なんか、前方の人たちは冷静だったね」
Yカズ: 「冷静だったね~」
オガ: 「Yカズはリネン室まではすごい冷静だったんだよ」
Yカズ: 「冷静じゃなかったんだけど…真ん中だったからあんまり怖くなかった…」

一同「えっ?」となる。
「それってずるくないか?」というツッコミが入り、Yカズあわてる。

オガ: 「“(順番を)変わって、変わって”ってすっごい言ってたのに…」
Yカズ: 「え、言ってた?」ととぼける。
板: 「一番怖いって言ってるのに誰も“真ん中に来なよ”とは言わない…」
Yカズ: 「しかも板ちゃんに攻撃が…」
板: 「あたし、一番悪者!?」
オガ: 「どんなにがんばって真ん中に行こうとしても、気がつくと一番後ろなんだよ」
ヒラ: 「そうそう、けどオガちゃんその前にあの時、ちゃんと歩けてなかったんだよ」


とまあ、このような感じで怖い怖いと言いつつも、みなさんいろいろ観察しているようで…極限状態(?)での事って意外と覚えているんですよね。
オガリエにとっては、生きるか死ぬかぐらいギリギリでしたから…
さてさて、「恐怖の罰ゲームin戦慄迷宮」座談会はこの後もつづくのですが、来週のお楽しみということで、来週は「負け犬オガリエの腰抜け日誌」と題してお送りいたします。

編集後記の編集後記
「人の不幸は密の味」と言いますが、本当にそうですね。この日の3人はいつになく目が輝いていました。

今日のカツマウス&えるめす・カマガタ
今日のカツマウス:
先日、カツマウスと社員Fさんとオガリエの3人で居酒屋に行ったときのこと。何を食べるかみんな悩んでいたのでオガリエは「とりあえずイカの丸焼き」と注文したところ、2人とも固まっていた。3秒後、カツマウスに「それはないだろ~う!!」と止められた。オガリエが「なんでもいいって言ったじゃないですか!!」と言うと、「何でもいいけど、イカの丸焼きだけは食べたくない!てゆうか、ふつうそんな物注文しないだろう!」と、またしても怒られてしまった。どこまでも合わない私たちであった…

今日のエルメス・カマガタ:
オガリエのとなりの席に座っているOさんが前にもらった皿の処分に困っていたので、スター・バックスの袋に入れ、プレゼント風にリボンをつけて、エルメス・鎌形にあげたところ、とても喜んでいたが、袋を開けた途端に「気持ちだけもらっとく」と言ってOさんに突き返していた。それでは、あまりにもなので翌日、本物のスターバックスのコーヒーをプレゼントした。エルメスはもちろん喜んでくれたが、となりのOさんは「まじっスか?汚いッスよ。」と憤っていたが今のところ、エルメスにとって Oさんはただのいたずらっ子となっている。(そう、私はきたないのさ!)
新装開店(?):フミコの部屋
富士急ハイランドで私と共に罰ゲームを行うはずだったフーミンは…というと、会社に戻らなければならなかったらしく、朝一番に帰っていった。只今、フーミンの罰ゲームを考え中。


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