日々は過ぎれど飯うまし

STORY

ストーリー

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第1話

食文化研究部へようこそ

一人暮らしを始めた大学一年生の河合まこ。趣味の料理で毎日自炊をしながら、大学生活を送っていた。そんなある日、すごい剣幕でまこに近寄ってきたのは小川しのん。小学校の幼馴染が同じ大学へ通っていたのだ。しのんと一緒にいたのは、比嘉つつじと古舘くれあ。三人は新たに作るサークル「食文化研究部」の仲間としてまこを誘う。突然の幼馴染との再会とサークル入部への誘いに戸惑い、思わず断ってしまうまこ。後日、落ち込みながらとある店のショーケースを眺めていると、エプロン姿のくれあが声をかけてくる。この店は、くれあの母親の経営でくれあはバイトとして手伝いをしていた。一人で外食が出来なかったまこだったが、ずっと食べてみたいと思っていたソースかつ丼がテーブルに運ばれてくると思わずゴクリと唾を飲み込み……。

スタッフ

  • 脚本
    比企能博
  • 画コンテ
    川面真也、春水 融
  • 演出
    太田知章
  • 作画監督
    P.A.WORKS小島明日香、柏木彩花、若山政志、大野薫野、山本恵里沙、Magho、林珠銀、SILVER LINK、光の園・アニメーション

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第2話

料理したいかも

まこが入部した「食文化研究部」。しかし、それはダミーサークルで、しのんが部室をゲットするために適当につけたサークル名だった。まこの期待とは裏腹に、まず最初の活動は、部室の大掃除。遊びながらも片付けも何とか終わり、翌日各自が自分の好きなものを部室に持ち込むことにするが、くれあはテーブル、しのんはゲーム、まこはケトル、なんとつつじが持ってきたのは扉をやっと通れるほどの大きなソファー。まこが持ってきた紅茶でくつろいでいると、事務員さんが活動内容をチェックしにやってくる。活動実態のないサークルはすぐに廃部と聞き、明日までに何か活動がわかるものを見せなければならなくなってしまう。まこが持ってきたケトル以外、調理道具もそろっていない部室で果たしてどうやって活動を証明することに?

スタッフ

  • 脚本
    比企能博
  • 画コンテ
    春水 融
  • 演出
    宮田政典
  • 作画監督
    P.A.WORKS田中未来、吉田翔太、小笠原 憂、Magho、山本恵里沙、若山政志、柏木彩花、小野和美、中島大智、林珠銀、SENA 8ito

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第3話

お金なくなっちゃった!!

食文化研究部の仲間とも徐々に打ち解け始めたまこ。週末にみんなでお出かけすることになった。しかし、しのんが泣きながらへそくりのお金をなくしたという。みんなでしのんの家に行き、消えたお金を探すことになったが、どうやらしのんがへそくりを隠した場所がわからなくなってしまったらしい。ヒントになるのは、付箋に書かれた暗号のような言葉……。みんなで謎解きが始まる。晴れた日の朝、集合したまこたちは高尾山へ登山にやってくる。参道のお土産物を見たり、食べ歩きをしたりと楽しい時間を過ごす。山頂へ近づいたころ、見つけたのはモコ太郎の動画に出てきた茶屋で、休憩を兼ねてみんなで昼食を取ることに。まこが頼んだのはモコ太郎が食べていた人気メニューで……。

スタッフ

  • 脚本
    比企能博
  • 画コンテ
    坂田純一
  • 演出
    山下知晃
  • 作画監督
    P.A.WORKS田中未来、中島大智、小野和美、若山政志、大野薫野、田之上 槙、SILVER LINK、光の園・アニメーション

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第4話

この子は星なな

ドイツ語の授業が終わり、教室を出ようとしたまこは一人の女の子とぶつかってしまい思わず謝るが、すごい目つきで睨まれて怖気付く。その後、部室で一人くつろぐまこだったが、入り口に人の気配を感じ見てみると、さっきぶつかった怖い人が立っていた!どうやら食文化研究部に用があるようで部室に招き入れるが、二人きりでは気まずい雰囲気。隙をみて逃げ出そうとするまこだったがつつじが合流し、彼女は高校時代の同級生で星ななと紹介される。ななはパズル部を作ろうと食文化研究部には入らなかったが、根っからの人見知りが原因で結局パズル部は断念し、この部へ入ろうとやってきたという。新入部員もななも加わり、つつじの提案で土曜日にななとまこの三人で勉強をすることになったが……。

スタッフ

  • 脚本
    比企能博
  • 画コンテ
    渡辺ましゃみ
  • 演出
    阿部ゆり子
  • 作画監督
    P.A.WORKS天野和子、小笠原 憂、小野和美、柏木彩花、林珠銀、光の園・アニメーション

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第5話

ドライブ行かない?

努力の甲斐あって運転免許を取得したくれあとしのん。5人はくれあのお店の車でドライブに出かけることに。免許を取ろうと考えたことがなかったまこは、くれあから子供のころよく母親に連れられ車で築地に出かけたことが思い出に残っているという話を聞く。最初に運転するのはしのんで、緊張の初ドライブは順調かと思いきや、誤って高速道路に乗ってしまう。高速の出口でうまく出られず、パーキングエリアまで何とか辿り着き胸をなでおろすみんな。今度はくれあの運転で、築地まで足を延ばすことに。新鮮な海鮮が並ぶお店で食べ歩きを楽しみながら食材を買い込み、近くのバーベキュー場でバーベキューをすることになった。海辺近くではしゃぐしのんとななに、火おこしをするつつじ、くれあとまこが調理担当でバーべキューがスタート!

スタッフ

  • 脚本
    比企能博
  • 画コンテ
    佐々木勅嘉
  • 演出
    金森由樹
  • 作画監督
    林珠銀、柏木彩花、中島大智、小笠原 憂、光の園・アニメーション、Lee Jae min、kim yu sun、Lee Sang Jin、Lee Jong man、Ho Seong Jin

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第6話

もしかして私太った…?

アウトレットにやってきた5人は、まずはカフェタイム。まこの目の前に運ばれてきたのは大きなパンケーキ、一人で全部食べちゃうといいみんなはびっくり。おなかもいっぱいになったところで、ななのお姉ちゃんが働いているお店でショッピング。くれあたちに勧められてスカートを試着することになったまこだったが、スカートのチャックがあがらない……。家に帰って恐る恐る体重計に乗ってみると、太っていた!まこはダイエットを決意し、お菓子も禁止、スポーツジムで運動もすることに。ななとつつじも一緒にジムに通いトレーニングを始めるが貧弱な三人は苦戦する。そのころ、しのんとくれあはホームページに載せるサークルの資料作りに励む。無事に資料を提出したと思ったら事務員さんからテーブルを囲んで食事している写真が欲しいといわれてしまい……。

スタッフ

  • 脚本
    星野七海
  • 画コンテ
    梅津朋美
  • 演出
    東 亮佑、栗山美秀、岩田みづき
  • 作画監督
    いのうえりか、藤井萌依、大野 勉、Atelier Gokujou、無錫桜花卡通有限会社 趙 小川、徐 超、陳 玲玲、蒋 海華

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第7話

ずっと忘れないと思う

いよいよ明日から食文化研究部の合宿。レトロ電車に乗り、あちこちを観光してテンションがあがる5人。しかしバンガローに着くと突然雨が降り出し、予定していたピザ窯が使えなくなってメニューを変更することに。室内では映画観賞をしたりゲームをして、合宿を楽しんで過ごす。そして布団に入ると、つつじはななが起こした高校の頃の思い出の話を始める。くれあにも高校のころの思い出を訊ねるが、その様子を見ていたまこには少し気になることが……。翌日は晴天になり、キッチンでピザの下ごしらえをするまことくれあ。まこはくれあが寂しそうな表情をしていた理由を聞いてみる。するとくれあの口から語られたのは、まことしのん、つつじとななの昔からの関係で――。

スタッフ

  • 脚本
    比企能博
  • 画コンテ
    宮田政典
  • 演出
    山下知晃、春水 融
  • 作画監督
    中島大智、若山政志、小笠原 憂、林珠銀、小野和美、志能美クリエイティブ MARURIN、Romulo

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第8話

エアコン…壊れた…?

ななの飼っているポチがケージから逃げ出してしまった。どうやら室内にいるようだが、見つからず焦るなな。リビングでお茶をしている母親とお姉ちゃんに平静を装うななだったが、なんとポチはお姉ちゃんの後ろの観葉植物に隠れていた!ポチが苦手なお姉ちゃんにバレないように支離滅裂なことを話すななだが、ついに事件は起きてしまう。この出来事をまこに電話で報告すると、まこはすっかりある動物と勘違いしている模様で……。猛暑のある日、部室に行くとエアコンが動かない!部室にも居れず困っていると、そこへ農業サークルのさくら先輩がやってくる。冷蔵庫を譲った代わりに夏休みに畑仕事を手伝う約束をしのんとしていたのだ。5人は畑に行くと、野菜の収穫と水まき係に分かれて作業をスタート。炎天下の作業は大変だけど、色とりどりの野菜は美味しそう!

スタッフ

  • 脚本
    星野七海
  • 画コンテ
    西田正義
  • 演出
    タカハシアキラ、高橋正典
  • 作画監督
    林珠銀、小笠原 憂、柏木彩花、中島大智、若山政志、山本恵理沙、吉田翔太、志能美クリエイティブ Madeline、MARURIN、Paul stiffman、Romulo、光の園・アニメーション

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第9話

出店してみますか!

大学祭に出店することを決めた食文化研究部。まこは提供する料理を決めるため、くれあの店で試作をすることに。とりあえずカレーを作ってみるが普通の仕上がりに悩む一同。そこでしのんはさくら先輩に相談して、農業サークルの協力をとりつけるのだった。一方、接客担当のななは人見知りを克服するため、つつじと共に特訓を始めていた。カレーにもう一押しがほしいまこたちはさくら先輩と一緒に道の駅へと向かう。そこで先輩が薦めたのはジビエ肉だった。試作してみた鹿肉スープカレーに大満足の一同。いよいよ大学祭の当日、店の前は人通りがまばらで不安になるまことくれあだったが、つつじとなな、しのんの三人がチラシで呼び込みをかけるとお客さんが集まってくる。スープカレーが次々と売れ始め、味の評判も上々、ついには完売することに!

スタッフ

  • 脚本
    比企能博
  • 画コンテ
    浅井義之
  • 演出
    山下知晃
  • 作画監督
    P.A.WORKS小島明日香、柏木彩花、林珠銀、吉田翔太、小笠原 憂、小野和美、Magho、中島大智、光の園・アニメーション

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