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FRESH VOICESWITH ANIPLEX

それぞれの“想い”を、誰かに届く形に

2024年入社 / 新人座談会

それぞれの“想い”を、
誰かに届く形に

2024年入社 / 新人座談会

スナップ1

「日ごろから、新しい企画を提出することが推奨されていて。自分の企画を発表しやすい雰囲気があります。」
■H.K (アニメ企画制作)

スナップ2

「自分なりに作品を言語化して、売り込んでいくのはとても難しいことだと日々痛感しています。」
■T.K (ライセンス)

スナップ3

「お客さんの反応が大きくなっていく過程を見られたのはとても良い経験になりましたね。」
■Y.I (アニメ宣伝)

スナップ4

「実際に現地のファンのみなさんの反応を見ると、やっぱりやりがいを感じますね。」
■M.T (海外事業)

スナップ5

「趣味のある方がその趣味を活かして企画を立てている印象がありますね。」
■F.N (アニメ企画制作)

スナップ6

「お客さんを絶対に裏切れない、プレッシャーを感じられたのも貴重な体験だったと思います。」
■T.O (ゲーム企画制作)

スナップ7

「配信サイトのコメント欄に、海外のファンのコメントが流れていくのは壮観でしたね。」
■Y.S (イベント制作)

スナップ8

「アニメのPVをメインで作らせていただいたことが最も印象に残っています。」
■K.O (アニメ企画制作)

スナップ9

「ゲームの記念イベント当日にはお客さんから良い反応を頂けて、とても嬉しかったです。」
■Y.I (ゲーム企画制作)

01

アニメ業界・ゲーム業界、最初の一歩 入社一年目の仕事を振り返って

■F.N (アニメ企画制作) 僕はアニメの企画制作部門に所属しており作品のパッケージ(ビデオグラム)制作を担当しました。デザイナーさんやスタジオとのやり取りをして、デザイナーさんのアイデアとスタジオや製作委員会が求めていることをうまく調整して、落としどころを見つけていくというのは大変な作業だったと思います。でも、そのおかげで作品の良さが広く伝わって、多くの方にパッケージを手にとっていただけたことが嬉しかったです。『グノーシア』という作品も担当させていただき、情報解禁したときにSNSの反応がとても良くて。そういうときにやりがいを感じることができましたね。

■H.K (アニメ企画制作) 自分もアニメの企画制作部門で2025年10月からオンエアされたオリジナルアニメをアシスタントプロデューサーとして担当していました。オリジナルアニメは原作がないので正解がないんです。制作陣がしっかりと設定を頭に入れていないと現場が混乱してしまう。設定の管理がすごく大変でした。オリジナル作品は第1話の放送以降に視聴者の反響が出るものなので、放送中もずっと緊張の糸が切れないのも大変でした。

■H.K (アニメ企画制作)

■T.O (ゲーム企画制作) 私は『Fate』シリーズという20年以上続いてきた絶大な人気を誇るコンテンツに関わらせてもらっています。私自身もこのシリーズをずっと昔から追いかけていて大好きな作品ですし、私自身が就職前に漫画を描いていたという経歴があって。イベントの朗読パートの台本や、コラボコンテンツのシナリオを書く機会をいただけたんです。もちろん原作の先生方の監修をいただいたのですが、それが世に出てお客さんから反応をいただけたことがすごく嬉しかったです。自分の情熱や知識を活かして仕事ができたこともありがたかったですし、責任の重さも感じることができました。自分自身が作品のファンのひとりなので、お客さんを絶対に裏切れない、プレッシャーを感じられたのも貴重な体験だったと思います。その反面、1年目のスタッフが覚えるような基礎的な仕事をなかなか覚えられずいつもF.N(アニメ企画制作)に助けてもらいながら仕事をしています。

■T.K (ライセンス) 私は国内ライセンス部門に所属しています。初めは、「ライセンスとは何のことだろう?」という疑問から始まりましたが、この1年業務をこなす中で、メーカーや代理店といったライセンシーさんとの商品化やタイアップ案件を実現することで、作品ビジネスの幅を広げる重要なポジションなんだとわかりました。放送タイミングで商品を売るために、まだ映像が完成していない段階から「この作品はここが魅力です、この作品はこんな人たちに人気が出ると思います」と自分なりに作品を言語化して、ライセンシーさんに売り込んでいかなくてはいけないのは、とても難しいことだなと日々、痛感しています。

■T.K (ライセンス)

■Y.I (アニメ宣伝) 僕はアニメ作品の宣伝を担当しています。『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』という作品でイチから宣伝として参加させていただいて、宣伝プロデューサーのもとでSNSのアカウントの立ち上げから、さまざまな宣伝活動を経験することができました。各話の放送を重ねるごとにお客さんの反応が大きくなっていく過程を見られたのはとても良い経験になりましたね。アニメ宣伝は時代とともに変化していて、以前は雑誌などだけが宣伝の主軸でしたが、昨今はソーシャルメディアなど様々な宣伝媒体があります。劇中でコーヒーが出てきたら、実際に「コーヒー配布会」をイベントとして実施してみたりして、リアルとインターネットをつなげながら、お客さんを広げていくことを試行錯誤していきました。

■Y.I (アニメ宣伝)

■K.O (アニメ宣伝) 僕はアニメの企画制作部に配属になり、担当した仕事の中では、10月から始まるアニメ『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』のPVをメインで作らせていただいたことが最も印象に残っています。アニメ本編のどのカットを使うか、といった構成を考えて。上司に意見をいただきながら、PVのディレクターさんといっしょにPVを完パケ(完成)まで導くことができました。「AnimeJapan 2025」のステージの大スクリーンに流したときに、お客さんが大きく反応してくださったときは、完成して良かったなと思いました。

■Y.S (イベント制作) 僕はイベント制作部門でアニプレックスが出展するイベントのプロデュース、運営を担当しています。最近では「Aniplex Online Fest.」という20作品以上を紹介する情報発信イベントに携わりました。実は7月まではY.I(宣伝)と同じくアニメの宣伝をしていたんです。それまでは宣伝として社外の方々と接する機会が多かったのですが、今の部署は社内の方々とやり取りをすることが多いです。「Aniplex Online Fest.」では20タイトル以上の社内担当者と調整を日々行い、配信日までずっと張りつめたような日々を過ごしていました。あまりにも忙しすぎて、イベントが終わったあとも手ごたえや感慨にふける余裕はなかったのですが、配信番組として世界中のアニメファンが見てくださって良かったです。配信サイトのコメント欄に、海外のファンのコメントが流れていくのは壮観でしたね。

■M.T (海外事業) 私は海外事業部門に所属していて、海外の会社とやり取りしています。海外の会社からの商品化の監修であるとか、配信の申請といった連絡は、日ごろ受け付けているのですが、なかなか現地のファンを自分の目で見る機会が限られているんですね。そんな中で今夏はアジアでイベントを行うことがあって、そこに足を運ぶことができました。実際に現地のファンのみなさんの反応を見ると、やっぱりやりがいを感じますね。

■M.T (海外事業部)

■Y.I (ゲーム企画制作) 私はゲームの企画制作に関わっています。先日、担当しているゲームのリリースから半年を記念するリアルイベントがありまして。そこでゲームをプレイし、作品に愛を持ってくださっているお客さんたちとお会いすることができたのがすごく印象に残っています。私は今年から少しずつPVの制作をさせていただいているのですが、今回のイベントでも、お客さんへのサプライズとしてPVを制作したんです。新キャラクターや新プロジェクトの発表、担当声優さん情報の初解禁などかなり内容を盛り込んだ、長めのPVで。部署内の先輩に助けていただきながら、作品ファンの皆さんに喜んでいただけるような仕上がりを目指しました。イベント当日にはお客さんから良い反応を頂けて、とても嬉しかったです。

02

たどり着いた現在地 上司や仲間たち、所属する部署の雰囲気

■Y.I アニメ企画制作・宣伝部門は、若手に伸び伸びといろいろな企画をやらせてくれる部門だなと思っています。若手であっても意見を求めていただき、チャレンジをするチャンスも与えてくださるので、これからも頑張っていきたいと思っています。

■K.O 自分は入社する前から、所属部署のプロデューサーのお名前を知っていて。実際にお会いしたときは「本物だ!」となりました(笑)。

■F.N 僕とH.K(アニメ企画制作)もアニメ制作部門に在籍しているんですけど、部署は違っていて。部署ごとにかなりカラーが違うんです。

■H.K そうですね。僕の所属する部署の上長はオリジナルタイトルもいろいろ手がけてきた方で、けっこう自由にやらせてくれる部署なんです。日ごろから、新しい企画を提出することが推奨されていて。自分の企画を発表しやすい雰囲気があります。原作にとらわれず、このクリエイターとこのクリエイターを組み合わせたら新しい作品が生まれるんじゃないか、といったアイデアやこんな作品をみてみたいといった発想を尊重してくれるので、やりたいことがある方にはうってつけの部署だと思いますね。

■F.N 僕のいる部署は幅広い趣味をお持ちの方が多くて。ファッションとか、音楽とか、カルチャーがすごく好きな方が多い印象があるんです。自分も好きなものがありますし、趣味のある方がその趣味を活かして企画を立てている印象がありますね。

■H.K 部門はすごく良い雰囲気で、のびのびと仕事ができています!

■F.N (アニメ企画制作)

■Y.I 私と T.O(ゲーム企画制作)は同じゲーム企画制作部門に所属していますが、部署は異なっていて、こちらも部署ごとに全く色が違うんです。T.O(ゲーム制作)の部署はアニメもゲームも両方手掛けていますが、私の部署はゲーム特化で。仕事をいっしょにすることも基本的には無いんですよね。

■T.O 自分の所属する部署では、『Fate』シリーズのアニメ化の展開なども進めていて、アニメのプロデューサーが在籍しているんです。その他にも、イベントなどの興行に携わる時には、宣伝プロデューサーの方とも仕事をする。僕はいろいろなプロデューサーのもとで学ばせてもらっています。

■Y.I 私がいる部署はチームプレーが中心で、3~4人で固まって動くことが多いですね。プロデューサーをはじめメンターのような先輩もいて、有難いことに学べる環境が整っています。話しかけやすい上に私の話をたくさん聞いて下さるので、配属されたときはとても安心できました。

■T.O 自分の部署もチームで仕事をするのは同じですが、比較的個人プレーも多いと思います。メンバーもみんな個人の特技を持っている方が多いです。『Fate』シリーズだけでなく、韓国や中国といった海外といっしょに作品を作っている方もいるので、外国語が得意な方も多い。個人の能力を活かして企画を進めていたり、その人の人間性に合わせて企画を振っていただけたりする部署かなと思います。

■T.O (ゲーム企画制作)

■Y.S イベント制作部門は「アニプレックス」として出展するイベントのプロデュースを担当している部門です。ひとつのイベントを行うためには社内のいろいろな部署とやりとりをしなくてはいけないので、イベント制作部門に来て、いろいろな方とつながることが増えましたね。作品の宣伝担当だった時期よりも、アニメファンを実際に目にする機会が多く、やりがいを感じやすい部署なのかなと思います。まだ、自分は「Anime Japan」などの大きなイベントに関わっていないのですが、大きなイベントがかたちになったときのやりがいは大きいだろうと思っています。

■Y.S (イベント制作)

■T.K 私が所属するライセンス部門はやはり社外の方々とコミュニケーションを取る部門なので、コミュニケーション能力が高い人たちが集まっている印象がありますね。すごく話しやすくて、接しやすい雰囲気があります。あと、いろいろなコラボ商品の企画を進めていくことがあるので、流行に敏感な方が多いですね。こんなグッズが流行っているとか、最近はこんなことが流行っているとか。日々の雑談からも学ぶところが多いです!

■M.T 私が入社したときに「海外事業部門は小さなアニプレックス」と紹介されていたんです。配信、商品化、イベントなどの業務を海外部門の中でやっていて。入ってみるといろんな業務を経験できるのがひとつのメリットであり、魅力だなと思いました。さまざまな地域のパートナーと連絡を取り合いながら仕事を進めていくので、今朝も東京は早朝、北米のアニプレックス・オブ・アメリカは夕方という時差の中で打ち合わせをしていました。ほかにも、年に3回ぐらいの出張をすることがあって。夏は欧米でアニメのイベントが開催されるので、そのタイミングで海外出張に行く人も多いですね。

03

そして次の目的地へ たどり着きたい未来の姿は

■H.K 新入社員の制作は、アシスタントプロデューサーとして作品に参加して、いろいろな仕事を覚えるところから始まるんです。だから、制作のみんなの目標はきっとプロデューサーとして独り立ちすることなんじゃないかと思うんですけど……みなさん、いかがでしょうか?

■K.O そうですね。自分もプロデューサーとして、スタジオのクリエイターと企画を考えて、ヒット作を作りたいと思っています。

■K.O (アニメ企画制作)

■T.O 私が関わっている『Fate』シリーズの中でも、特に人気の高い『Fate/Grand Order』というアプリゲームが2025年で10周年となり、大きな節目を迎えるんです。今後を考えていくうえで、シリーズに新しい方向性や、新しいものを自分自身も提案していきたいなと思っています。

■F.N 僕も皆と同じように、プロデューサーになって作品をヒットさせたいなと思います。あと、僕自身としてはもっと「アニメのファン」を増やしたいという目標があるんですよね。作品をご覧になった方に、何か行動のかのきっかけを見つけていただける作品を作れたらいいなと思います。

■H.K アニメやゲームを好きな人を増やしたいよね。

■F.N そうそう。今はアニメが幅広い人たちに受け入れてもらえる状況になっているので、作品を通じて、アニメファンを増やしていけるかなと思っています。

■Y.I 僕の友達には、アニメ好きな人間が多いのでエンドロールのクレジットに僕の名前が載っているのを見つけると「名前見たよ」と報告してくれるんです。そういうのって嬉しくない?

■F.N 僕は最初に関わった作品が、作品の完成が早かったので僕のクレジットが載らなかったんですよ。だから、友だちが僕が関わっていることを知らずに「今回のシーズンだとこのアニメを観ている」ってその作品の話をしてきて。ファンに作品が届いているんだなと思えて、ちょっと嬉しかったですね。あと、家族は「クレジット観たよ」と反応してくれています。

■T.O 僕は、『Fate/Grand Order Servant Art Chronicle -最終再臨展-』っていう展覧会にも関わらせていただいたんですが、友だちがこの展覧会を観に来てくれて、一緒に回ったりしました。

■M.T 私の家族はもともとアニメを観るほうではなかったんですけど、私が入社してからアニプレックス作品を観てくれるようになりました。「今回のこの作品に関わっていたんだね」とクレジットを観て報告してくれるようになりました。

■Y.S 僕もクレジットに名前が載ったときは、家族が喜んでくれました!

■Y.I クレジットとは違いますが、ゲームの映像がSNSや街のビルボードで流れるのを見ると、たくさんの人に見てもらえているんだ、と思えて嬉しいですね。まずは作品を多くの人に届けるスキルを身に着けるところから、頑張っていきたいです。

■Y.I (ゲーム企画制作)

■M.T 私は国外の方と仕事をする機会が多いので、もっといろいろな地域の人たちと仕事をしてみたいなと思います。海外イベントも年々増えているので、新しい地域でもどんどん作品展開に貢献していきたいです。

■T.K 私は自分からライセンシーさんに売り込んで、ファンが喜んでくれるような商品やタイアップ・コラボをひとつでも増やしていきたいです。それが結果的に売上に繋がって、作品に還元できれば良いなと思います。

■Y.S 僕はまだイベントの仕事に関わるようになって日が短いので、まずはイベント業界の仕事を覚えて。ゆくゆくはひとりでイベントを運営できるようになりたいです。

■Y.I 宣伝も、宣伝プロデューサーになることがひとつの目標としてあるんです。今まで学んできた知識や経験を活かしつつ、いろいろな作品に関わって。いずれはひとつの作品を責任もって引き受けられる、宣伝プロデューサーになっていきたいなと思います。

それぞれの“想い”が集まって、ひとつの作品が生まれる。部署や役割が違っても、めざす場所は同じ。誰かに“届く”瞬間のために、私たちは今日もつくり続けています。
次の物語を動かすのは、あなたの“想い”かもしれません。

文・取材:志田英邦/撮影:干川 修

新人社員Q&A

【エントリー期間】
2025年12月15日〜2026年1月14日

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ソニーミュージックグループでの
一括採用となります。

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